AVAなんでも相談室

ルール62 できる先輩は教科書です

 上司は怖い存在です。でも、先輩となると歳も近いせいか、親しみを感じることでしょう。
 先輩は、上司と違う側面からいろいろなことを教えてくれます。
 厳しく言ってくれる先輩、仕事ができる先輩、教え方がうまい先輩、こうした優れた先輩からしっかり学んでください。

 ところで、注意が必要だという先輩もいます。
 甘いことを言う先輩、愚痴の多い先輩、マイナス思考の先輩、仕事の手抜きやさぼりかたを教える先輩です。


 夕方、終業時刻を過ぎても一生懸命仕事をしていたら、「そうムキになるな。明日でもいいから」と言ってくれる先輩がいました。そこで、仕事が仕上がっていませんでしたが帰りました。
 翌日、上司から、「仕事は仕上げて帰りなさい」と注意を受けました。

 優しい先輩に甘えないで、自分の仕事は自分が責任を持ってやりきることが大事です。

 会社や仕事の不満を聞いてくれ、妙に優しくしてくれる先輩がいます。「上司は、俺たちのことを分かってくれない」と不満に同調してくれます。

 こういう先輩が魅力的に感じられたら、あなたの意識はそうとう危ないと思ってください。
 よほど自分をしっかり持っていないと、悪い先輩の見本に惹かれてしまいます。

 日報をまとめて出す先輩がいます。自分も忙しいからこれを見習います。会議に遅れる先輩がいます。先輩もそうだし、仕事に区切りがつかないから少し遅れてもいいかと思います。

 よい先輩を教科書にしてください。それはできる先輩のことです。
 どうできているでしょうか。日報を毎日出すことや会議に遅れないことはもちろんです。
 朝は元気な声であいさつし、忙しいときでも笑顔を忘れません。
 きびきびと動き仕事が速く、頼りにされているので新しい仕事が持ち込まれ、いつもチャレンジしています。




以上を読むと優しく教えるのがいかに難しいかが分かるでしょう
優しく教えて下さい、なんて無理難題を他の人にあまり押し付けてはいけませんよ

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ちなみにMK.4です

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