すべてはここから始まった。"最初の遠征隊"

『アーキエイジ』の物語は、神とは何かを探求する"最初の遠征隊"の12人が、大地の中心とも呼ばれる深き穴の底の扉を開けたことから始まります。
ゲーム内でも出会うことができる彼らを知ることは、物語を読み解くカギになります。

2000年前、はじまりの物語

"最初の遠征隊"の12人は『アーキエイジ』の時代から遡ること2000年前、今は"旧大陸"と呼ばれる場所に存在した都市国家"デルフィナード"で出会いました。

身分や出身、種族さえも違うこれらの人物達は、同じ都市で生活し、多くのことを学ぶ中で、人々の信仰の対象となっている"神"とは何か、神を生み出したさらに高位の存在があるのではないかという疑問を持ちます。

そして、その謎は"ヒラマカンド"と呼ばれる地のさらに奥、世界を生んだ"母"とへその緒でつながっていたと言われる場所に行けばわかるのではないか、という考えに行き着きます。

その後、仲間の投獄、救出からの逃亡を経て、なし崩し的に遠征隊を結成し、世界のへそを目指す逃避行が始まったのです。

半ば仕方なく旅を始めた12人でしたが、その胸の内にはそれぞれ違った期待や思惑を抱いていました。

"最初の遠征隊"の12人


放浪の王子"ジン・エバーナイト"
エペリウムの王子であり、本名はポリティモス。
「ジン」は幼少の頃の偽名である。
幼少時に貧民出身の母親と逃亡生活を続け、青年時に王子の座に返り咲く。
しかし母との不和により結局王国から出奔してしまう。
普段は物思いにふけ物静かな青年だが、心の傷に触れられると子供のように反抗する。
デルフィナードで出逢ったキープローザと恋に落ちるが、二人は争いの絶えない恋人であった。

≪戦争と破壊の神"キリオス"≫
ジンが神となった姿。戦争と破壊の神。
遥か昔に忘れられた神である為、受け継ぐ者がいなかった。
「キリオス」は彼らの従者たちに呼ばれた名でハリハラン語で「君主」を意味する。
神となった当初は母親を殺した者たちへの復讐をしていたが、その後はキープローザを求めて征服と破壊を繰り返し神々との大戦をもたらす。
彼の精神的な父であり腹心である「アンタロン」は、死人の姿で蘇生した邪悪なネクロマンサーであり、キリオスを更なる戦争と破壊へと誘う。

◆ゲーム内の関連ストーリー
種族クエスト「ヒラマ山脈第6話。:11. 時間の狭間」:キルバチャ教団が復活を企むが、プレイヤーに阻止される。

ジンの出生についてのストーリーはこちらから。

慈愛の"キープローザ・ダイアー"
ヌイアンと似た容姿の北方民族ダイアー女王の孫娘。落ち着きと指導力のある王女。
彼女の父が怪しい研究に没頭末に失踪したことで、過酷な少女時代を送った。
「柏美(はくび)」とは妹との間でのみ使用していた名前だが、ダイアー家を離れてデルフィナードに来て以降に使う名前となる。
自らの感情を押し殺して自己を犠牲にする性格。

≪庭園の門番≫
ヌイアンの英雄。以降、「神の園」、または「万物の庭」へ至る門番。
彼女の能力は、万物の神の声を聞き取り、神の意にそったものなら神々の力を使用できる。
また、どんなに遠くで起きたことも見ることができる。
「神の園」の門番となって以降、神々と人間の間gmに立ち沈黙する。
神々の真意が理解できないように、誰も彼女の真意もうかがい知ることができない。
「神の園」の門番の能力を熟知し無限に使いこなす。

◆ゲーム内の関連ストーリー
種族クエスト「ヒラマ山脈6話。:12. 庭園の手がかりを探して」:キリオスの復活を阻止したプレイヤーを、「庭園」へ誘う。


天才劇作家"ルシウス・クィント"
田舎の平民出身の劇作家だが、多数の作品が話題を呼び、デルフィナードでも有名な若者となった。
若干ナルシシズムに浸るところがあるが、彼の詩と歌は天才的で評判であった。
デルフィナードで知らない者がいないほどの人気者だが、人目を気にせず奇行をする。
まだ彼自身が己に満足できるものが表現できていないという考えに囚われ、強烈な何かを体験して記録しようとする。
彼は神々を冒涜した作品を世に出し上演するようになる。
その結果、デルフィナード中の話題となるが、間も無く彼は冒涜罪で裁判にかけられる。

≪聖歌のルシウス≫
ヌイ女神の恋人だった劇作家。
無限の記憶力とあらゆる姿に変身する能力を持つ不老不死者。
後世、「聖歌」と名付けられた彼の歌には魔法的な説得と魅惑を持つ。
以降、旧大陸の3つの時代を叙事詩に残す。
ヌイア大陸にヌイ女神の信仰を広めた本人でもある。

◆ゲーム内の関連ストーリー
多くの種族クエストに登場し、プレイヤーを導く。


総督令嬢"エアンナ"
デルフィナード総督の一人娘。美しく聡明であり、両親と二人の兄から過保護に育つ。
決して奢ることが無く、思いやりのある優しい性格で、貧しい人々の生活に関心を持っていた。
歴史を学び、将来は歴史家になることを夢見ていた。
キープローザの友人であり、後に有名な劇作家のルシウスと密かな恋に落ちる。
優柔不断なところがあり、怖がり屋であるが芯は我慢強い。

≪冥界と慈悲の女神"ヌイ"≫
冥界と慈悲の女神。責任感が強く神の義務を最も努めた神。
死者達の慟哭や哀願の声が常に聞こえる為、一時も休むことが無い。
大陸の全ての生き物は、彼女の彷徨う子供たちである。
大戦が全大陸に広がったことを痛んでいるが、死者を導くだけで精一杯であり、戦争そのものへ介入することはできない。
 
◆ゲーム内の関連ストーリー
直接ストーリーには登場しないが、各地にある「慈愛深い女神ヌイ」の像は、彼女を祀ったもの。


図書館の魔導教師"アーランゼブ"
約300歳。子供の頃から共に育ち、結ばれた妻がいたが、事故で失う。
それ以降、心の拠り所を失い故郷を離れてデルフィナードに流れ着く。
デルフィナードでは、エルフの記憶術と歌、瞑想の教鞭を取り、空虚な心を癒す。
弟子となったキープローザ姉妹と知り合い、キープローザが彼の寂しさを癒し導く。
キープローザも彼の傍で初めて平穏な人生を経験する。

≪エルフの先祖≫
エルフの英雄。
デルフィナードの荒廃とエルフ王国の滅亡を目にし、「炎の時代」を招いた神々へ復讐を決意する。
伝説の英雄で、有形無形の強力な魔法を自在に操る。
相手の本来の姿を見抜き、変身を無力化する能力がある。

◆ゲーム内の関連ストーリー
旧大陸のスパーキングビーチにある"エアナード図書館"では、彼の師匠の"ルワン・アレクサンデル"と戦うことができる。


無邪気な"アーランゼビア"
エルフでアーランゼブの代子であり、彼の名を受け継いだ。
年齢は100歳ほどだが、エルフの中では少女にあたる。
幼い頃、アーランゼブと代母である彼の妻に懐き彼らの本当の子供のように過ごした。
アーランゼブの妻が亡くなり、アーランゼブが苦しんでいる時、慰めようとしたが自分にその能力が無いことに気づき、深く悲しむ。
後にアーランゼブを訪ねデルフィナードへやってきて彼の興味を惹こうとする。
(エルフは大人になるにつれ、家族の観念が薄れる)
優しさと稚気を含んだ我儘な性格で普段は明るい。
人間の間でエルフの自分がどれ程魅力的なのか理解している。

≪海と変身の女神"ダフタ"≫
海と変身の女神。世の中の動静に全く関心が無く、自分の内面にのみ興味を持つ。
快楽主義で忍耐力に欠けているが、自分の本当の願いだけは記憶している。
エルフの王国を乗っ取り、彼女のためだけの楽園を作る。
その過程で、数多くの高名なエルフたちを殺害する。
その代償として美しい顔を失う。
以降、エルフの王国は彼女の洪水によって海底へと沈む。

◆ゲーム内の関連ストーリー
アンデュレート海のエターナルアイランドからは、彼女と戦えるID(インスタンスダンジョン)へ行くことができる。


復讐の暗殺者"メリッサーラ・リボラー"
エペリウムの没落貴族の娘。
父はサビーナ王妃の腹心で王妃の命により幼少のジンの暗殺を謀る。
後にジンの母親が権力を手にしたことで、メリッサーラ家を粛清したが、彼女が幼かった為、生かされる。
以降、サビーナ王妃の腹心に育てられる。
兵士に育ったメリッサーラは、ある日サビーナ王妃に呼び出され、ジン暗殺計画を命じられた。
彼女は、先ずジンの「シャドウホークの家」にメンバーとして入り、数年間に渡り信頼を築きつつもその機会を狙う。

≪ダガーのメリッサーラ≫
自分の任務を忘れてジンを暗殺しなかった為、世界が破滅を迎えたことを深く自責する。
英雄となった後も、ジーンを暗殺することだけに没頭する。
伝説の英雄で、影よりも隠密で、音より速く急所を刺す。
自分の姿を闇の中に潜め音を立てずに動け、あらゆる毒薬を扱う。
また、人々の秘密を見抜く能力を持つ。

有翼の神官"イーノック"
旧大陸で信奉されているデルフィナード神殿の神官。
殆どの神官はデルフィナードで生まれるが、彼は最果ての山脈に位置する王国の出身である。
有翼人であることから迫害されていたが、ある神官の仲裁によって辛うじて一命を取り留めデルフィナードへと送られる。
その結果、少年時代に家族と離れとなり、苦しい日々を過ごした。
彼は神官でありながら、故郷で信奉された「万物の母」というデルフィナードの万物神とは異なる神の存在のことが頭から離れず神殿の協議に疑問を抱く。
偶然、ルシウスの「背徳者」を観た際に彼と知己となる。

≪封印と予言の神"ハジェ"≫
封印と予言の神で有翼人。教会に疑問を抱き神政一致の世界を築こうとする。
以降、シャティゴン神との戦いに敗れ故郷へと戻る。
そして、彼らに対して、予言にでる新たな戦乱に備え多くの戦士を封印するよう啓示を残す。

◆ゲーム内の関連ストーリー
旧大陸のサンステップとアビスゲートで彼にまつわるクエスト「予言の到来」を受けることができる。


ミサック族の舞姫"ネイマー"
大陸を放浪する少数部族のミサック族出身の舞姫であり巫女。
ミサック族は薬草を使用して幻覚状態で神に接する伝統を持っている。
幻覚状態で踊る男女のことを「口笛の子女」と呼び、部族の神官として仰がれる。
彼らは幼い頃から部族の共有物として育ち、相手が望むことは何でもすることを当たり前に考えている。
ミサック族は殆どが貧困に喘ぎ、巫女や神官の踊りで部族の生計を立てていることが多く、ネイマーも同様であった。
ネイマーはデルフィナードに来て間もない頃、他の部族の生活習慣を理解できていなかった。
彼女が広場で踊っているところをイーノックの目にとまり、彼の紹介でルシウスの「背徳者」に出演することになる。

≪踊る女神≫
遠征隊で最初に亡くなったミサック族の舞姫であり巫女。
彼女がジンを庇って亡くなったことで、ジンの探す相手と誤って伝わる。
その為、ジンの従者たちから女神として崇拝される。

貪欲な研究家"オロー"
実用的な技術より抽象的な学問から楽園を発見しようとした彼はドワーフ族から異端として見られた。
幼少時代に高名なドワーフに会い、弟子入りをした。
その後、本に埋もれ満足した時を送る。
「オロー」という記号に似た名前は彼の師につけてもらった名前である。
師の娘と恋に落ち、祝福を受け幸せとなるはずであった。
しかし、研究資料を探す為 1年間のデルフィナード留学を決めたことが、彼に黒雲をもたらす。

≪豊穣と黄金の神"シャティゴン"≫
豊穣と黄金の神。彼の支配する地は常に豊作となる。
失った200年の時を戻す為、秘密裏に危険な研究を進める。
研究資料を手に入れようとデルフィナードに攻め入るが、何も得ることができなかった。
以降、デルフィナードを破壊した自分を責め、狂人と化す。

◆ゲーム内の関連ストーリー
旧大陸スパーキングビーチの東西に設置される"シャティゴン要塞"は、彼の軍が設置したもの。


誇り高き遊牧民"タヤン・カールジット"
ブラックライオン族長の長男。族長の座を受け継ぐ予定だったが、部族が遊牧を捨て、定着民になることを選んだ為、部族との決別を宣言した。
経験豊富な戦士であり40歳に達するが単純で実直、愉快な性格である。
偶然命を助けてもらったことでジンと出会う。
借りを返すという理由でジンと同行し、親友となる。
オーキッドナが姉の他に懐いた唯一の存在。

≪フェレの先祖≫
フェレの英雄。神々との戦争の中、自分の部族に戻り、彼らを導く。
伝説の英雄で、素晴らしい力と敏捷性、聴力を持ち、動物の言葉を聞き取る。
彼の射る矢は、想像を絶する破壊力を持つ。
さらに彼の傍らにいつも控えているスノーライオン「ブラックナイト」は、世界で最も速い。

◆ゲーム内の関連ストーリー
デュープレインで行われる"赤露の滴る戦い"で"アンタロンの束縛"を破壊すると"タヤンの楔"を生成することができる。


美しく妖しい"オーキッドナ"
キープローザの妹であるが、母親が異なる。彼女の母が誰なのかは知られていない。
魅力的な容姿から想像できないほど野性的な性格であり、彼女の出生と深く関係する。
ある日、キープローザの父親から突然ダイアー家に送られてきた為、ダイアー女王はこの孫娘を憎んだ。
その為、ダイアー家の名字である「ダイアー」を名乗ることが最後まで許されなかった。

≪悪魔の女王≫
キープローザの妹であり、一時「神の園」の門番であったが、姉の代わりに庭園へ入る。
数百年もの門番をしている間、庭園の地下に封印されていたデーモンたちと取引をした。
以降、人間、ウォーボーン、デーモンの3種族が混じった「エビルクィーン」となり、現世に現れる。

◆ゲーム内の関連ストーリー
プレイヤーが選択できる種族のひとつ"ウォーボーン"は彼女より生み出され、彼女を信仰している。


■原作小説が、電子書籍で読める!

エペリウム王国の美しき舞姫エレクティナは、国王の寵愛を受け王子を授かった。しかし、嫉妬に狂う正妻サビーナ王妃から王子の命を守るため、まだ赤子の王子とともに王宮から逃げ出した。

「ArcheAge もみの木と鷹」シリーズ第1弾。
最初の遠征隊の一人、「放浪の王子ジン」出生の物語。

そのほか、原作小説全5巻についてはこちらをご覧ください。

 

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